墓じまいとは
「お墓じまい」という言葉を最近、よく耳にされるのではないでしょうか?
「お墓じまい」とは「お墓を処分・撤去すること」の意味で使われました。 しかし、「お墓じまい」は、ご先祖様の供養をないがしろにするのではなく、ご先祖様や故人のお墓が将来、無縁墓になって放置されることを防ぐ、前向きな考えから生まれた形です。 本当は、「お墓を大切に守っていきたい」と考えてはいても、近年の社会情勢や少子化、未婚化が増えている現状では、現実的に、「守っていけなくなる」という方が増えています。 「お墓じまい」と言っても、お墓(墓石)を処分するだけで、大切なご遺骨まで処分するわけではありません。では、残ったご遺骨はどうすればいいのでしょうか? 尚、ご遺骨を別の場所へ移す事を「改葬」といいます。ご遺骨はどうするの?
「お墓じまい」をする時のご遺骨の供養の仕方には、いくつかの方法があります。
方法1今あるご先祖のお墓が古く、又、不便な場所にあるため、「お墓じまい」をし、新たな場所に新たにお墓を建立し、ご遺骨を改葬する。
方法2数基あるお墓の1基だけを残して、「お墓じまい」をし、残した一つのお墓にご遺骨をまとめて納骨する。但し、この方法は、お墓を守っていく方が必要です。
方法3「お墓じまい」して、永代供養をしてもらえる樹木葬や永代供養墓にご遺骨を埋葬する。
方法4「お墓じまい」して、霊苑や寺院内に設けられている永代供養をしてもらえる合同墓(合祀墓)にご遺骨を埋葬する。
方法5「お墓じまい」して、永代供養をしてもらえる納骨堂にご遺骨を安置する。
但し、納骨堂はお墓と違い、墓地埋葬法では一時保管所となりますので、ほとんどの納骨堂では一定期間後に合祀されます。(※合祀とは、他の方たちと一緒に埋葬されることです。)
方法6「お墓じまい」をして、海や山に散骨をする。
但し、この方法だと「手を合わせる場所がなくなった」等、後悔をしたというケースを耳にします。ご家族。ご親族とよく話し合って決断する事が大切です。
どういった方が「お墓じまい」をお考えなのか?
ケース1お墓を守る人(後継者)が途絶える。
・・・子供や孫が女の子しかいない。 ・・・子供がいない。 ・・・既婚者でない。
ケース2ご先祖のお墓が遠方にあり、近くにお墓を持ち直したい。
ケース3ご先祖の古いお墓が複数あり管理が大変なので、まとめたい。
ケース4両親のお墓があって今まで長女である自分が守ってきたが、自分は嫁いでいて、子供たちの代にまで負担をかけたくない。
ケース5ご先祖のお墓があり、自分たちもそのお墓に入るが、子供は遠方に居住しており、将来的に子供に、お墓のためだけに遠方から帰省してもらうのは申し訳ない。
ケース6その他のご事情。
お墓じまいのながれ(手続き)
1お墓じまいの工事代の見積り依頼・ご検討(無料で現地確認、見積致します)
2お墓じまい後のご遺骨をどうするかを決める
3現在あるお墓の管理者(お寺や霊苑管理者等)へ「お墓じまい」する旨を伝える。
4お墓じまいされるお墓に埋葬されているご遺骨の数、お名前を確認
5お墓じまい工事のご契約
6改葬許可申請の手続き・・・無料でお手伝いさせて頂きます。
現在あるお墓の管理者の証明印、改葬されるご遺骨者の氏名等、改葬先など必要事項をご記入の上、現在お墓がある市町村へ申請し、許可を得ます。
7現在あるお墓の墓前でお寺様により「抜魂法要」・「閉眼供養」・「御礼法要」等を行う。
※お寺様のご紹介もさせて頂きます。
8お墓じまい工事を行い、お墓を処分。
9ご遺骨を改葬先(永代供養墓等)にご納骨し、お寺様により「ご改葬法要」又は「ご納骨法要」等を行う。
改葬について
こんなお悩みありませんか?
お墓の移転のながれ(手続き)
1お墓の移転先を決める
2お墓の移転工事代の見積り依頼・ご検討(無料で現地確認、見積致します。)
3現在あるお墓の管理者(お寺や霊苑管理者等)へお墓を移転する旨を伝える。
4移転するお墓に埋葬されているご遺骨の数、お名前を確認
5お墓移転工事のご契約
6改葬許可申請の手続き・・・無料でお手伝いさせて頂きます。
現在あるお墓の管理者の証明印、改葬されるご遺骨者の氏名等、改葬先など必要事項をご記入の上、現在お墓がある市町村へ申請し、許可を得ます。
7現在あるお墓の墓前でお寺様により「抜魂法要」・「閉眼供養」・「御礼法要」等を行う。
※お寺様のご紹介もさせて頂きます。